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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

no title

 

5月21日 07時28分


和歌山県田辺市長野から見えた金環日食はこんな感じでした。

いまは、なぜこういう現象が起こるのか分かって、何月何日の何時何分頃に、ということまで分かっているけれど、かつての日々、なぜこういう事が起こるのか分からないまま、ある日ある朝突然太陽が翳り出したとしたら、僕はこの現象をどう受け止めただろう。

計り知れない宇宙のひろがりのなか、僕が泣こうが喚こうが、懇願しようが無視しようが、まったく影響の及ばない秩序のことを、僕はかみさまと呼んでいます。

ところがその秩序をもたらしたものはなにかという問いに、僕は言葉を詰まらせてしまう。

わからないことはわからない。まったくわからない。
そしてそれで良い。と今は思う。

わからない、というか、計り知れないと言った方が正確かもしれない。
圧倒的に自分を超越したものや力に、人間語の名前や性格を持たせる必要はないと思うのです。ネイティヴ・アメリカンは、自分のいのちを含めた森羅万象に作用し、かつ成り立たせているもののことをgreat spirit と呼ぶ。僕はそれを“偉大な意思”というふうに解釈しています。彼らはその力をgreat spiritと呼び、畏怖し、共に生きるけれど、それ以上に敢えて姿かたちを与えたり、人格化したりはしない。

降り注ぐ光のあたたかさのなかに、風の息吹のなかに、水の冷たさの中に、あなたはいらっしゃる。あなたが誰なのか全く見当もつかないけれど、そもそも誰という問いが当てはまるとは思えないけれど、僕が言葉にせずに祈るとき、その意識の先は彼方に飛び去って帰ってくることがありません。







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  1. 2012/06/10(日) 00:26:00|
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