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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

銀木犀〈西新井大師〉


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昨年12月から製作を続けていた銀木犀〈西新井大師〉の家具の納品に行って参りました。
6棟目の銀木犀に、今回はウォルナット。



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障子を採用した柔らかみのある空間を、廊下をまたいで2部屋に分けた食堂に椅子とテーブルを納品させていただきました。
奥はソファ席になっていて、2人掛けのテーブルが4台並んでいます。



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足立区の住宅街の一角で、午後になると向かいの道路をたくさんの子供が往来しています。
そんな立地を見て、経営者の下河原さんが思いついたのが〈駄菓子屋〉。
ラウンドテーブル奥の腰窓の向こうにもうひと部屋が見えていると思うのですが、
道路に面した一角を駄菓子屋として地域に開放しようというアイディアです。

十分に写真をとる時間がなかったのですが、駄菓子屋スペースは室内とバリアフリーの土間、
それから小上がりになった明るい畳部屋になっていて、入居者の方が〈お店のおばあちゃん・おじいちゃん〉となり、
すっかり顔見知りになった子供たちが室内に上がってきて、いつのまにか子供と入居者さんの
コミュニケーションの場になってしまう、という魂胆です・笑。

しかし一体、誰が決めたんでしょう。高齢者の方は高齢者の方ばかりで集まって過ごすなんて。
ほんの少し前までは、家に祖父母と息子家族が同居していて、それぞれに役割分担が出来たはずなのに、
都市部では会社を退職すると途端に仕事がなくなってしまう。
田舎だと、いわゆる〈稼ぎ〉とは別の〈仕事〉がたくさんありますから、おじいちゃんおばあちゃんも元気な気がします。

個室とベッドと椅子があるだけでは、自分の居場所は生まれない。
下河原さんは、『入居者さんの仕事をつくるが俺の仕事』とも仰っていました。
駄菓子屋の仕事を通し、子供とのコミュニケーションを通し、地域とのコミュニケーションを通し、ここに住む人達に
〈自分の居場所〉をつくってほしいという願いの顕われがこの駄菓子屋なのだとひしひしと感じます。



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今回も下河原さんが組み立て作業を手伝ってくださいました。
後ろからすごい勢いで追ってくるので、焦る焦る・笑
あっちこっち走りまわりながら組み立てました・笑

 


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  1. 2015/03/27(金) 14:52:34|
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