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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

カンチレヴァー・デスク

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今月はじめに納品したデスクです。
前回のテーブルで強度に自信が持てたので、今回もノックダウンで作りました。
カンチレヴァー構造は初めてだったので、制作努力の半分以上は製図板の前での煩悶。
残りの半分は作りながらの煩悶。




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ノックダウンの強度はテストが済んでいるものの、カンチレヴァーの構造強度なんてまるでわかりません。
台足を前へ延ばしてみたり、やっぱ引っ込めたり、何度も図面を描きなおしながら。
“もういいやろ”の心の声をまるきり無視しながら。

カンチレヴァーを考えてみようと思ったのは、ジョージ・ナカシマのコノイド・チェアがあったからかもしれません。足元の処理などは大いに参考にしていますので、ここに白状しておきます。




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ご注文くださったK様の持ち込みの山桜材が非常に美しくて手鉋で仕上げています。
大きさは指定でw1400 x d600 x h710。ご使用のアームチェアが天板下に収納出来るよう、片側だけに深さ6cm弱の浅い引き出しを設けています。文房具とか、パソコンまわりの小物を仕舞いたいとのことでしたので。




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引き出し内部は、必要に応じて区切ってお使いいただくように、仕切り板が付属します。

ノックダウンで、カンチレヴァーで、天板下にアームチェアを収納するスペースをとって、片側に引き出し。と、いろいろ自分で注文をつけて考えたデザインですが、今回は若干気に入っています。めずらしく。

事業所で使われる事務仕事用のデスクですが、“つくりはおまかせします”と言ってくださって、大いに頑張りました。
注文制作では、好みの合いそうなつくり手に、ニコッと微笑みながら“おまかせします”って言うのが、一番コストパフォーマンスが高いかもしれないですね・笑。

しかしつくり手が頑張ったところで、お客さんとのイメージがずれていれば、頑張れば頑張るだけ遠くに行ってしまいます。僕の場合、一番頑張りたいのは、良く考える、イメージする、思いを巡らせる、ということかもしれません。





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  1. 2014/06/22(日) 15:48:31|
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