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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

初夏

isso wako


2月末に生まれた環子とお兄ちゃん。

一湊が4月から保育所に行きはじめてから、家族でやたらと病気をするようになりました。
風邪、父の感染性胃腸炎、また風邪、今度は一湊が感染性胃腸炎。
病も生のうち。双六でいうと一回休みはありますが、基本的に元気です。

環子が生まれてから一湊の添い寝はわたくしの役割となり、朝は保育所に送って行ってそのまま仕事。なかなかパソコンに向かう時間が取りづらくなりました。

今晩は息子が奇跡的に20時に就寝し、久しぶりに落ち着いて座ったパソコンの前で、思わず夜更かししています。




issou haru


あたたかくなってきて、一湊は蝶々採りとカエル探しに余念がない。
つつがなく暮らして行けることの幸せを感じながら、皆様の良き初夏の日々をお祈りいたします。






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  1. 2014/05/16(金) 04:16:07|
  2. 日々
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太地エトセトラ

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昨日曜日、GWは父が熱を出して遠出できなかったので、家族で太地町へ出掛けました。
太地町の“くじら博物館”は、日本で最初にイルカショーを始めた水族館で、捕鯨やクジラそのものの生体に関する資料館と、イルカや小型のクジラのいる生け簀、こじんまりとした水族館からなっています。

かつては時代の最先端であったイルカショーは、現在では規模の小さなものとなるかもしれませんが、トレーナーとイルカ君の息の合った親密さを見ていると、その無垢な信頼関係に熱いものを感じたりします。そして、入館料が安い・苦笑。

ショーの後、イルカ君に触れるアフターサービスがあるんですが、イルカ君の皮膚はゴムみたいな感じですね・笑。ツルッツルに減ったタイヤのゴムみたい。案外無機的な感じが、もの凄く頼もしかったりします。



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餌あげのオプションサービスもあります。200円で5尾の冷凍魚を頂きます。どうみても美味しそうに見えない、見た事のない魚でしたが、イルカ君は可愛くおねだりしてくれます。そして餌がなくなったと見るや、そそくさと他の新しい客のところへと向かいます。



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こちらはゴンドウクジラのショー。イルカショーにくらべると大味な感じは否めませんが、背景の熊野灘に実際に野生で生息しているクジラです。ゴンドウ君の素朴さは、ロケーションのリアリティと頑張ってる感でカバーです。



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場所を移しまして屋内水族館。ウツボ君です。水槽のなかにうじゃうじゃいます。ウツボ同士は喧嘩しないんですね。はさみでつくった切り絵みたいなきっぱりとした輪郭と、ユニークな表情に魅力を感じます。



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くらげ。海水浴の最大の恐怖ですが、こうして見ると実に美しい。信じられないデザインです。『形態は機能に従う』とはフランク・ロイド・ライトの師匠ルイス・サリヴァンの格言ですが、このクラゲにはそんな人間的な屁理屈は通用しそうにありません。オリジナリティーなんて安っぽい価値観もはるかに及ばない。形容する言葉は見つからず、ただただ生命の深淵さに驚嘆するばかりです。




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くらげコスモス。もう何か意識の映像化としか思えません。しかし現実の現象です。




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さて“くじら博物館”のとなりは石垣栄太郎記念館です。太地町(から)の移民の歴史に関する企画展〈Taiji on distant shores〉が6月まで開催中。企画展の観覧は無料で、読み応えのある図録はなんと無料で頂けます。是非、この機会をお見逃しなく。104ページからなるフルカラーの図録は無料配布が理解出来ないほど、冗談抜きで素晴らしい出来ですよ。

石垣記念館HP
http://www.town.taiji.lg.jp/ishigaki/index.html











  1. 2014/05/16(金) 03:12:15|
  2. 日々
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shaker table

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ナラ材で制作したd900×w2400mmの大きなテーブルです。
先日、いつもお世話になっているシルバーウッド社様経営の〈銀木犀〉に発送いたしました。

今回はノックダウン(組立て)構造や、脚部に取り入れたシェーカーのスタイルなど、初めての試みの詰まった制作で、非常に有意義な経験を積ませて頂きました。仕事の機会を下さったSさんに心よりお礼申し上げます。

シェーカー家具には以前から惹かれるものがありましたが、自分の仕事に明確に取り入れるのは初めてという気がします。今回の脚部のデザインは、かなり忠実にシェーカーのテーブル(のなかのひとつ)に倣っています。焼き物の世界でいえば〈うつし〉とよばれる事かもしれませんが、〈うつし〉と呼べるほど本歌に匹敵するものでは、到底ありません。時代も用途も違い、体型も違う、気候も違う。そのなかで、自分が“いいな”と思ったバランス、というのでしょうか、そういう雰囲気を持ってきたかったのですが、今回は収穫も改善点も得た制作でした。



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収穫のひとつはボルトによるノックダウン構造の強度確認ができたことです。
中央に入れた幅150mmの貫をメインに、3本の貫で強度を持たせています。

貫をすべて甲板(天板)下に持ってくる事で、足元に構造材がありません。足元の非常にすっきりとしたテーブルで、椅子のアームと干渉しないよう、3本の貫は中央に寄せて配置しています。

組み立てには全部で19本のボルトを使っており、外見には片側2本ずつ、合計4本のボルトの頭が露呈します。なるべくボルトの頭が見えないようにしたいし、かといって裏返すと苦労が丸見え、というのもちょっと。加工跡が見苦しくならないよう、ボルトを通す欠き取り部にはスライド式のフタを取り付けるなどの工夫をしています(このアイディアは少し気に入っています)。



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テーブルはばらすと6つの部材になり、梱包はこんな感じ。
時代の必然といいますか、ニーズといいますか、ノックダウン構造の家具にはこれから力を入れて行きたいと思っています。






  1. 2014/05/16(金) 00:55:21|
  2. 仕事
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ワークスツール

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GWに龍神村のGワークスで開催された“ねんいち展”に出したワークスツールです。
高さ80センチほどの作業机にちょうど良いくらいで、SHは530mm。
正面から見たところの、いわゆる見付きの脚の開きが8°で、今年のねんいち展のテーマは〈8〉だったもので、今年の初めに作ったものだったんですが、思わず出品させて頂いてしまいました。ええ、売れたとの情報は入ってきておりません。





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そもそもはご近所の方から、高めの作業机に座って仕事するのにちょうど良い腰掛けが欲しい、という注文を受けて制作したものです。SH(シートハイ=座面の高さ)が高くなれば、必然的に足掛けに足を載せることになります。土間での使用なので、靴底で足掛けと兼用になる貫がすり減らないよう、上面は真鍮板で保護しています。もう片側の貫は素足で使用する場面を想定し、真鍮板は貼らずに上面をゆるやかなアールに削っています。

いろいろな場面を頭の中で想定しながら、いろいろな場面にフィットするよう努力するわけですが、出来上がってみるとやや想いを詰め込み過ぎ、という感じがします。用途のわりには手間がかかり過ぎていて、定番とはもっと主体的でシンプルであるべきだと感じています。






  1. 2014/05/16(金) 00:05:47|
  2. 仕事
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