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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

展示会のお知らせ


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5月15日(水)〜20日(月)の期間、高島屋和歌山店で開催される“龍神村フェア”に家具を出品いたします。

ここのところは、それに向けての制作に没頭しています。
画像は昨年たくさんつくった椅子で、ナラ材のフレームに、試験としてヌメの馬革を張ったもの。
今回はこのタイプのアームチェアから基本意匠を引き継いでアームレスのものをつくっており、テーブルと一緒に出品予定です。ウォルナットに黒の革を張ろうと思っています。

画像後ろに見えているドロップリーフ(バタフライ)テーブルも。



筍やワラビを採ったり、沢沿いの林でコマドリが鳴いたり、消防団に入ったり、友人の結婚祝いがあったり、新年度の行事シーズンということもあり、お正月よりもお酒を飲んだ4月でした。





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  1. 2013/04/30(火) 00:39:10|
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いってらっしゃい

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明日4月10日は72候の鴻雁北。コウガンキタス。
雁が北へ帰ってゆく頃。とのこと。

“鴻”とは何の事かと思ってwikiで調べましたら、ヒシクイというマガン属のカモ型体型の鳥のことでした。

先月になりますが、毎日夕方の18時過ぎの、日が落ちて空が暗くなる頃、ふわっと降りてくる夜のシーツと敷布団の間に滑り込むように帰ってくる鳥の一群がおりました。

僕は見た事がなくて、声を聞いただけ。“あーっあーっ”と擬音語にしてしまうと何のリアリティもなくなってしまうけど、この声は北海道の宮島沼で聞いた雁(ガン)の声にそっくりだ。

そもそもこの鳥の一群に気付いたのは、いつもの事ながら観察眼すぐれたる結で、毎朝裏の林から13羽くらい、鴨か雁みたいな鳥が飛んでいって、夜に帰ってくると。

いままではこんな事はなかったのに、それとも気付かなかったんだろうか、きっと渡りの途中の中継ぎで、昼間はゴハンを探しに出掛けているのだろうと彼女の察し。

きっとそうだったのかなぁ。
どこで冬を越していたのかは分からないけれど、きっとロシア、おそらくシベリアあたりまでの、長い旅の始まりです。想像してみると気が遠くなるような旅。目に見える道も、ひとつの駅も、一枚のチケットもない旅。

群れのリーダーは言葉にもせず言うのだろうか。“まっすぐ来たところへ”。

ふと、“まっすぐ”というのが直線をあらわすのではないのだと考えさせられる。



写真は昨日で1歳9ヶ月になった一湊。
上手く渡れるようになった、窯の裏の排水溝に渡した板の橋へ、僕はいそいでいるんだい。






  1. 2013/04/09(火) 22:09:14|
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清明

本日は24節気の清明。
天地万物の気が満ち、清く明らかになる。
と、パソコンの横に掛けた歳時記カレンダーにある。

週末は大荒れの予報が出ているけれど、
本当に目の覚めるような天気でしたね。

日が落ちてからじーーー・・・と虫が鳴きはじめて、夏の記憶がかぶさってくる。
家で、この虫は『カヤキリ』であると、妻に教えられる。


今日のニュースで、日本の大学教授が夢の解読に成功したという記事を見かけました。
睡眠中の脳波を分析して、夢のなかから、例えば車とか本という具体的なイメージを解読出来たということらしい。

僕は普段は夢はあまり覚えていない方ですが、時おり印象的な夢を見ます。
一昨年、息子が生まれる前に見た夢でふたつ、覚えているものがある。


ひとつは妻の妊娠初期に見たイワナの夢。

僕は川のなかで川下を向いて立っている。
そんなに広い川ではなくて、川幅は4メートルか5メートルくらい。
その流れの真ん中あたりに立っていて、水は胸の高さくらいまである。
冷たさはないし、水に押し流される感じもない。
そこへ目の前に魚が浮いて来た。下からゆっくり。
窒素を詰めた風船が、風のない日にまっすぐ空に昇って行くように。
次第にはっきり見えてくる。
あ、イワナだ・・・。
すぐにしっかり捕まえる。胸の高さの水面に浮かんできたので自然と抱きかかえるような格好になる。
こりゃでかい!尺モノだ!30センチはある。
と思っていたら、抱えた腕のなかでイワナはむくむく大きくなって、60センチくらいになり、最後は90センチくらいになった。



もうひとつは予定日間近にみた鯨の夢

僕は入り江を見下ろす切り立った丘の上に宿をとっているらしい。
宿から海の方へ道がついており、その道を辿っていくと切り立った岬に出る。
そこから入り江が一望できる。

こちらから向こう側の突き出した岬へ吊り橋が架かっていて、
僕の他にも観光客や、ドライブに来たカップルらしき人達の姿がある。

沢山の人が吊り橋を渡ったり、戯れたりしている。
空はよく晴れていて、気持ちのいい天気だ。

僕も吊り橋を渡りはじめ、入り江を見下ろすと、大きな鯨が泳いでいる。
泳いでいる、というよりはのたうち回っているようにも見える。
マッコウクジラだと思う。

僕が鯨に気付いた時には、他の人達もそれぞれに入り江の鯨を覗き込んでいる。
吊り橋のロープから身を乗り出して見ていると、
海面に仰向けになった鯨のお腹のなかで、何かが動いている。

ああ、お腹の子供が、きっともうすぐ生まれるんだな、と思う。
だってそれしかない。

そのまま目を離せずにいると、
お腹のなかの動きが非常に激しくなる。
袋を被せられた動物が、出口を探してやみくもにもがくように、
内側の動きによって、鯨のお腹は膨らんだり、飛び出したり、へこんだりする。

突然、ぱかっとお腹が割れて、そこから勢いよく鮫が飛び出し、
水平に構えたロケット花火のように、外海へすっとんでいく。
ああ、あんな鮫がいたんじゃ、子鯨は食べられてしまったんだなと思う。
それから子鯨が出てくる。平然と。

という夢。



朝起きると枕元に置いてあった、外国語の手紙みたいだと、考えてみる。
まず辞書がないのです。










  1. 2013/04/05(金) 23:37:23|
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