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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

第2回 暮らしの手しごと市

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※高山寺多宝塔と、会場なる境内(部分)


既にバニラカフェの芝さんが、facebookなどで紹介されていますが、
昨年2月に行った暮らしの手しごと市の2回目を、12月に田辺市内の古刹・高山寺の境内をお借りして開催することが決定しました。

第2回 暮らしの手しごと市

日時 : 12月2日(日)   10:00~15:00   ※雨天の場合は12月9日(日)
場所 : 高山寺境内 (和歌山県田辺市稲成町392)

田辺市在住のプロの作家・職工の展示販売がメインですが、飲食やハンドメイドの方にもご参加頂き、
幅広くたくさんの方に来場して頂けるようなイベントにしたいと思っています。
焼きもの、革の鞄、木工、ガラス、藍染、布ものなどのブースから、
切り絵や、新聞紙を用いたユニークな造形ワークショップなど、
家族連れの方にも楽しんで頂ける内容になると思います。
一生ものの暮らしの道具を見つけに、冬の高山寺へ・・・。
スタッフ、出店者一同、心よりお待ちいたしております。





kouzanji 2


境内の池に浮かぶお堂。

高山寺は飛鳥時代開山の、非常に歴史深いお寺で、境内からは縄文時代の土器や、貝塚なども発見されています。
田辺湾を遠望する小高い丘の上に位置し、見上げればただひたすらの空。
絶好のロケーションと、清らかな空気。なんだかとても気持ちの良い場所なんです。

僕はここ田辺に引っ越して来て7年になりますが、今回の件で初めて高山寺を訪れました。
名札のついた立派な木々に囲まれ、目の切り揃えられた丁寧なつくりの石垣と石畳、
手入れの行き届いた苔むしたお庭。子供が裸足で遊べるようにときれいに刈り込まれた芝生。
そして貴雅を放つ建築物。

ただ散歩にきても飽きないようなところです。

この機会に、高山寺をよく知っている方も、初めての方も、
共に有意義な一日を過ごしたいと願っています。
ここに眠る南方熊楠先生にもご出席願って・笑。

詳細はまたご案内させて頂きます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

第2回 暮らしの手しごと市
実行委員 大島 寛太










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  1. 2012/10/25(木) 00:30:50|
  2. event
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椅子とお盆

gacyamazakura.jpg


来月オープンする、銀木犀・川崎に納品する椅子の張りサンプルが届きました。
張り加工は大阪の松田椅子製作所さんにお願いしています。

今回張ってもらったのは、シンコール社のヌーベルというシリーズの中から2色。
PVC(ポリ塩化ビニール)素材の合成皮革は決して最良の選択とは言えませんが、
耐久性、メンテナンスのしやすさ、価格等を考慮したうえで、これしかないと腹をくくっています。

椅子は山桜材。
明るいめのベージュが良いか、汚れの目立ちにくい濃茶が良いか・・・
このヌーベルという生地はいかにも合皮な感じのテカリがなく、落ち着いていて好感がもてます。







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椅子の制作もはやく進めなくちゃいけないんですが、
ここのところは、7月から待って頂いているお盆をつくっています。
材は7年くらい前に、生まれて初めて丸太買いしたミズメ。

その頃は、今でもですが、李朝の膳をつくってみたくて、その天板用にと1寸に挽いておいたもの。

かたちは、もう6年前になるでしょうか、龍神村・梅樹庵での個展リレーで、初めて自分の名前で仕事を発表する機会を頂いたときにつくったお盆の、制作ノートを見返しながら。

久しぶりのお盆。楽しいです。苦しいです。手首が痛いです・笑




  1. 2012/10/22(月) 02:05:02|
  2. 仕事
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ピルグリムルームの机


taku


先日、椅子を納品した銀木犀・市川に追加納品した“祈りの卓”の仕事。

館内に設置されている“ピルグリム・ルーム”というお部屋に置いて頂く机です。
僕はいろいろとお話しを聞いたりしていたので、ピルグリム・ルームという部屋がどういう役割を持つ部屋なのか、おおよそ理解していたつもりです。

“ピルグリム”は直訳すると、巡礼。

巡礼の部屋。肉体的な意味では矛盾を抱えた言葉に聞こえる。
それはつまり、こころを働かせる場所なんだと教えてくれる。

波立つ浅瀬から、ずうっと沖へ漕ぎ出して、
静けさをたたえた洋上で、仰向けに両手をひろげて、波間に浮かび、空を見上げる。

いまこの場所から、自分を解き放つというのだろうか、
祈るというのは、お願いする事ではないと思うんです。





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『机の上にノートブックを置いて、誰でも来た人が自分の思った事を書けるようにしたいんだ』

大きなステンドグラスのある部屋をイメージし、迷わずメープルにしようと思った。

天板に板脚を2枚。写真は板脚の蟻仕込みの加工途中です。















  1. 2012/10/20(土) 01:29:28|
  2. 仕事
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