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shore

ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

黒潮アンチョビ

今夏最大のイベント・笑、一年分のアンチョビを漬けました。

以前も書いたことのある、黒潮アンチョビ。
市販のアンチョビさんはカタクチイワシを加工していますが、
ウチのはウルメイワシで漬けています。

漁港で買い付けたウルメを、その日のうちに頭と腹を取って、開いて、塩漬け。
翌日、皮を剥いてキッチンペパーで水気を拭き拭き、オリーブオイルで瓶に漬け込みます。





ウルメメメメ


皮を剥いたところ、瓶詰め前。





ウルメ2


アップで。
う〜ん、なんて美味しそう!

自家製するようになってから、市販のものは買わなくなりました。
手間はかかりますが、とても美味しいです。
生でそのままパクッといけます。
酒のあて、ピザにサラダにパスタにと、とても重宝します。

いかがでしょう。自家製してみては。

深海ちゃん、はるばるお疲れ様でした!












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  1. 2012/08/13(月) 00:35:10|
  2. 日々
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iisounosaku.jpg


一湊1歳と1ヶ月。仕事の合間に柵をつくりました。

どこでも這い上がってくるので油断出来ません。

僕のイメージですが、小さい子には白が似合うような気がする。

材料は使い残しのアッシュとメープルです!












  1. 2012/08/12(日) 23:47:29|
  2. 日々
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自己紹介

大島 寛太
1981年  北海道生まれ

22歳の時、和歌山県在住の陶芸家の方のところに1年間居候させていただき、
工芸というものの作り方に深い共感を覚えました。

その後、一直線ではありませんでしたが、飛騨高山の木工技能専に入学。

卒業後、これまた一直線でありませんでしたが、和歌山県龍神村の家具工房に3年間お世話になり、
2010年春より和歌山県田辺市長野地区にて旧町内会館を借り受け、独立して仕事をはじめました。

木材を主な素材とし、注文家具から匙まで、
つまり人の暮らしに必要なものというカテゴリを、現在のところ制作の対象としています。

良い仕事ってなんなのかということを考えながら、
ずっとこの仕事を続けてゆきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

工房 和歌山県 田辺市長野39-2
電話 090-サンハチキュウハチ-3513
mail    atelier.mothership@gmail.com      




self.jpg
撮影/こうのさちこ



  1. 2012/08/06(月) 00:38:20|
  2. 自己紹介
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引っ越してまいりました

こんにちは!

拙ブログにご訪問くださり、ありがとうございます!

以前から続けていたジュゲムのブログの調子が悪くなり、サーバーを引っ越しました。
今日8月5日からは、このブログに記事を投稿してまいります。

同時にブログタイトルを“shore”に変更しました。
想うところあってなんですが、自分自身まだ十分にこの名前に慣れていなくて、
そのへんの“想うところ”は改めて投稿しようと思っています。

波打際というようなニュアンスを込めています。

これからもどうぞ宜しくお願いいたします m(_ ノ _)m

  1. 2012/08/05(日) 23:03:10|
  2. ご連絡
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T邸ビルトインポスト

tokitateibuiltinpost1.jpg


T邸に納品した仕事の紹介の最後になりました。
玄関脇の袖壁にはめ込むビルトインのポストです。
材種は栗。こういう小さいものだと、木目の面白いものを選んで贅沢につかえます。
こちら側は屋内側。




tokitateibuiltinpost2.jpg


つまみを引いて、ポストを開けたところ。
真鍮の取っ手は自作です。




tokitateibuiltinpost3.jpg


こちらが屋外側。
一枚の板のなかで、木目が左右からタケノコ状に伸びてきているようなものを
“出会い杢”と呼び、これは吉とされています。
そんなことにこだわる人は、今はあまり居ないだろうし、
僕も縁起を担いで喜ぶタイプではないのですが、でもやっぱり知っていると気にはなります。

新築のお宅だし、玄関だし、ポストだし、ちょうど“出会い杢”が取れる板がある。
そういう場合は、断る理由はありません。とても性の良い、きれいな栗の板でした。
さあ良い縁を呼び込んでくれますように!

ハイ。間違いなく縁起を担いで喜んでいます。











  1. 2012/08/05(日) 22:55:02|
  2. 仕事
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T邸防火戸とわたしの空想

tokitateiboukado1.jpg


T邸ロフトの防火戸です。
この防火戸をくぐってロフトからテラスへ抜けることができます。

3月の末に、棟上げの済んだ工事中の現場をお訪ねしました。
もともと3軒長屋であったものの内、一軒分を解体した敷地は間口が狭く、奥に長い長方形。
その限られたスペースにイチから居住空間を設計してゆく作業は、なんというか、
空想と現実の入り交じった、長いトンネルのようなものと例えられるのかもしれないと想像します。

出口があることは分かっているけれど、どれくらい先に出口があるのかはわからない。
ひたすら歩いていくしかない。ときどきトンネルのなかにも非常用の出口があって、
そこから遠くの山並みとか、夕日の沈む海だったり、岬の先に灯台の光が見えたりする。
けれどもそこで立ち止まっている訳にはいかないので、呼吸を整えたらまた歩くしかない。
全然出口なんて見えてこない。
腹立ち、焦り、あきらめ、それも全部通り越して歩くうちに、
やがて歩いてきた距離が確信に変わってゆくのかもしれない。
ここまで来た。出口はどれだけ先かわからないが、こんなところまで歩いてきた。
その感覚は自分にプライドを生むかもしれない。
こんなところまで歩いてきた。もう戻るより先に進むしかない。
出口がどれだけ先か知らないが、もうそんなことは関係ない。
とにかく、このトンネルを抜けるまで歩く。
そうじゃなきゃ俺はただのアホだ。

深く深く潜って、底の抜けるまで。
遠く遠くまで歩いて、空っぽになるまで。

そんなこと、佐竹さんは考えて設計する訳はないでしょうけれど、
勝手な僕の想像です。

登山に例えた方が適切なのかもしれない。
ある程度までは、そういう比喩があてはまるだろうか。

それにしても、家屋一軒を、細部に至ってはミリの単位で設計してゆく仕事です。
更地を前に、真っ白な紙一枚を手渡されたら、僕は気が遠くなってしまいそうだ。
自分の家ならばやるかもしれないけれど。




tokitateiboukado2.jpg


T邸ロフトの防火戸です。
この防火戸をくぐってロフトからテラスへ抜けることができます。

3月の末に、棟上げの済んだ工事中の現場をお訪ねしました。
もともと3軒長屋であったものの内、一軒分を解体した敷地は間口が狭く、奥に長い長方形。

その限られたスペースを最大限に活かすため、佐竹さんの設計は3階建てにロフトと小テラスがついています。
敷地の裏手は江戸千家の家元で、テラスに立つと手入れの行き届いたお庭と茶室が望める。
借景という言葉を何度かお聞きしましたが、この防火戸への注文はにじり戸のように小さく、異質であること。

詳しいことはよく分からないのですが、
建築基準法にのっとると非常用の脱出口ということになるんでしょうか?
法規的に防火戸は“内外ともに亜鉛鉄板張り、不燃材充填、防火塗料塗布”となっているようで、
指示通り亜鉛鉄板を張り、中にプラスタボードの1級を挟んでいます。




tokitateiboukado3.jpg


取手は鉄。必要最小限に。
この戸を開けると、空も見えます。











  1. 2012/08/05(日) 22:34:09|
  2. 仕事
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文字が小さくて読みにくい場合

当ブログをご覧いただきありがとうございます。

文字が小さくて読みにくい場合は、お手数ですが下記の方法をお試しください。
※この記事は文字サイズを大きくしています。

windows ウィンドウズの場合
 
○フォント(文字)サイズを大きくする
   デスクトップ(何もないところ)で右クリック
   一番下の“個人設定”をクリック
  “フォントサイズの調整”をクリック
  “大きなスケール”を選択
  下の方にある“OK”をクリック
  パソコンを再起動

※上記はVISTAの場合の手順です。
    下記サイトにて詳しく説明されています。windows7の場合の手順も載っていました。
  
  
microsoftサポート


画面全体を拡大する(拡大鏡機能を使う)
  “windows”キーを押しながら“+”キーを押す。
 
  ちなみに“windows”キーを押しながら“−”キーで縮小、
      “windows”キーを押しながら“Esc”キーで終了となるようです。
 
  ※上記はwindows7の手順として紹介されていたものです。
   下記サイトの中段より下にて、別の手順やvistaの場合の手順が詳しく説明されています。

  
microsoftサポート

  ※XPの場合の画面拡大の手順は下記サイトにて説明されています。
 
 
microsoftサポート


macの場合
 
○画面全体を拡大する
  “⌘”+“shift”+“+”で拡大になります。


☆ご注意☆
  自分がmacのパソコンしかもっていませんので、
  windows環境での手順は自分で試してみることができません。
  ネットで検索したものの紹介ですので、ご了承願います。



   





 
     



  1. 2012/08/05(日) 18:56:45|
  2. 文字が小さくて読みにくい場合
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T邸手摺

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T様邸に納品した回り階段3階吹き抜け部の手摺兼転落防止柵です。
なんていうか、これだけだとすごく分かりにくいですね!



tokitatesuri.jpg

このスケッチは若干意匠が違っていますが、状況はこんな感じ。
この右側にロフトへ上がる梯子階段があって、実際に制作したものは膝元の貫を梯子のササラまで伸ばしています。
佐竹さんの意向で、貫とササラ板を金物で緊結して直立剛性を補強し、アーチは一本にしています。
こういう細かいところのやりとりを、佐竹さんと随分繰り返しました。ありがとうございます。
ひとりで考えが行き詰まったとき、ふと誰かに話を聞いてもらうだけで、
こんがらかった頭の中の糸がするすると解けていくことって、僕はよくあるんです。



 
tesuri-t1




tesuri-t3




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フレームは鉄を曲げたり溶接して自作しています。
得意ではありませんが、溶接は好きな作業のひとつです。
木部は栗材。
フレームの脚の先を、各3本のコーチボルトで床に直接固定します。
コーチボルトがむき出しになってしまうので同じ栗材でカバーキャップをつくりました。




tokitateifukinuketesuri5.jpg




tokitateifukinuketesuri6.jpg

 
肘をかけて、グラスを片手にお喋りをする。
ために、上部の手摺は幅を広めにとっています。












 
  1. 2012/08/05(日) 18:07:55|
  2. 仕事
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T邸キッチンカウンター

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シンクを落とし込んでつかうウォルナット無垢材のキッチンカウンターです。




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栗は導管に汚れが詰まりやすいので、色の濃いウォルナットを提案させて頂きました。
使用するシンクは
TOTOのFWP0800で、ホーローの白さとウォルナットのコントラストを期待しています。

常時、水がかかる場所なので、塗装は前述したプレポリマー。
たっぷりと吸い込ませては、表面を完全に拭き取り、全く吸い込まなくなるまでこれを繰り返す。
とマニュアルにある。今回は4回目で吸い込みが止まり、最後に蜜蝋で拭いて終了しました。
表面にはあまり塗膜感がなく、しっとりとした艶が出て、僕は好みの感じでしたが手間はかかる。




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足元はオープン。丸棒の貫は布巾掛けくらいのイメージです。




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仕事場2階の杉の床板が古色を帯びていて、ウォルナットが溶け込んでしまう。
こういうときは、撮影用の白い背景が欲しい!です。

  1. 2012/08/05(日) 16:21:13|
  2. 仕事
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T邸浴室建具

tokitaiteiyokusitutategu1.jpg 

これもトオルさんに制作して頂いたもので、浴室の建具です。
材料は栗。ポリカーボネート板をはめています。
ポリカの保護シートがピラピラしていますが。




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浴室室内側。
吊り金物での取り付けで動作は軽いし、十分に指をかけられる凹凸があるので、
ここにもあえて取手となるものはつけていません。




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佐竹さんからの指示で下部はガラリです。
手前へ水が切れるようになっているから、浴室側ですね。
こんな七面倒くさい仕事も、彼にかかるとチョチョイのチョイです。
トオルさんからのアドバイスで、この浴室建具と、エントランスドア、後で紹介するキッチンカウンターには、
プレポリマーという耐水性に優れた含浸性の塗料を選択しました。

話しているだけでもそうなんですが、トオルさんと一緒に仕事をすると、
教わることや見習うことが非常に多い。一言で言えば、合理的な所作ということかなと思います。
そのかわり、合理的な結論を得るまでの過程は、必ずしも合理的であるとは限らないと思います。
大変なんだよね、そこまで行くのが。

















  1. 2012/08/05(日) 15:55:40|
  2. 仕事
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T邸階段室建具

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T邸の階段室建具です。材料は栗。
意匠について概ね僕がまとめたものを、畏れ多くも先輩のトオルさんに制作して頂きました。

T邸では1階から3階までを回り階段が縦貫していて、
店舗になる1階部分では、階段が露出しないよう階段室が設けられています。
この建具はその階段室ためののもの。




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この建具には、佐竹さんからの注文がふたつありました。
ひとつは、この奥に階段(若しくは何か)があるということが主張されないよう、
建具自体があまり目立たないこと。
もうひとつは階段室のなかにひとつだけある小窓の光(あかり)が、
微かに1階フロアにこぼれるようにすること。

上部に設けた格子にはきりっとした印象のウェンジを使っています。
ガラスはモールガラス。高価なガラスですが、この建具には合っていたと思う。




tokitateikaidansitutategu3.jpg


3分厚の羽目板は合いじゃくりで重ね、真鍮のマイナスネジで留めています。
トオルさんが桐油をたっぷりと吸い込ませてくれた栗は、しっとりと木目が冴えてほんとうにいい顔をしてる。
同じ木を使って、同じ意匠のものをつくっても、つくる人によって仕上がりの表情は変わります。
どうしても変わる。否応なく違ったものになる。料理と同じですね。
ちなみにトオルさんは腕の良い料理人でもあります。




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建具の面の凹凸で、十分指はかけられるからと、
トオルさんの判断で1階フロア側にはあえて取っ手はつけませんでした。
これは裏側。




tokitateikaidansitutategu5.jpg


羽目板を留める横桟に縦桟を差して、手掛かりとしています。
こうした細部もトオルさんのアイディアです。
素晴らしいお仕事でした。











  1. 2012/08/05(日) 14:51:56|
  2. 仕事
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T邸 エントランスドア

すこし前のことになりますが、
6月にいくつかの建具や家具を発送しました。
佐竹勝郎さん設計の新築邸で、半地下の1階を含めた木造の3階建て。
昨年から打ち合わせを重ねていたもので、先月にとうとう引っ越しを完了されたとのこと。
施主のT様とも先日電話でお話し出来て、ほっとひと安心したところです。




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エントランスドア。
Tさんのリクエストで材料は栗を使用しガラスは防犯ガラスを入れています。

1階では奥様が焼き菓子などのお店をされる予定だとお聞きしていました。
お店ならば、ある程度店内が外から見えた方が良いだろう。そして印象に残るドアにしたい。
『ああ、そうそうこのお店だわ』というふうに。

それから防犯のこと。
都心部では防犯って言うのは本当に大きな問題なんですね。
家の前を通る人より車より、空をとんでゆく飛行機の方が多いような場所に暮らしていると、
そういうところに気付かない。

ドアの意匠についても防犯の視点から詰めてゆくことになりました。
規則的に不規則に配置した格子は、ガラスを割ってシリンダー錠を内側から解錠してやろう、
という衝動を萎えさせるように割り付けています。
シリンダー錠も2カ所に配置し、万一ガラスを割られたとしても、
腕を伸ばしたくらいでは届かないようにしています。

そもそも防犯ガラスなので、ハンマーで叩いたくらいでは割れません。
とにかく、『この家は入りにくそうだ・・・』と一見して感じて頂きたい。





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格子はウェンジ、内と外に付く ハンドルは鉄と栗で自作しています。




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  1. 2012/08/05(日) 14:12:47|
  2. 仕事
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先日、久しぶりにニワカヤマこと染屋澤口さんを訪ねる。

これは藍染職人の手。

鳥の翼の先と、おんなじかたちをしている、手。












  1. 2012/08/01(水) 06:23:00|
  2. 未分類
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杉 ノ 額

 


龍神村を拠点に活動なさっている詩人せいさんからの注文で杉の額を20枚おつくりしました。土地のものを使いたいというリクエストで龍神村の山の杉を贅沢に木取りします。










wax仕上げと黒化粧の2種。
waxは龍神村の林業家の友人・大江君が山で飼っている日本蜜蜂の巣から蜜を絞った後に残る蜜蝋に、胡桃油などを調合した龍神蜜蝋wax。非売品の大江オリジナル。鉋仕上げの白木の肌にこれをたっぷりと塗り込み、しっかりと拭き取る。途端に上品な柔らかい光沢と艶があらわれてきます。










黒化粧の方は、砥の粉に松煙墨を混ぜたものを拭き込み、オイルにて仕上げています。砥の粉で下地をつくることにより、すこしマットな表情が生まれます。つけたことありませんが、ファンデーションってこんな感じでしょうか。拭き取りの加減が難しい。









ところで昨年の水害で土砂崩れになったウチの近くの沢筋には、たくさんの杉の苗がでてきています。土砂と一緒に流れてきたのか、それとも初めからそこにあったのか、洗い流されて砂利だらけになった荒れ地に、無造作に惜しげなくばら撒かれた緑の火花のように。















  1. 2012/08/01(水) 05:33:00|
  2. 未分類
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