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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

秋分


昨日9月23日は24節気の秋分。
72候は雷乃収声。らいすなわちこえをおさむ。
この頃より雷が鳴らなくなる・・・とのこと。旧暦は8月16日。




秋分+1の夕空


夕方仕事場に居ると窓の外が妙に色付いている。
斜陽が差して万物は赤みを帯びている。
日没のひと時は僕にとっては特別な時間帯で、1日のなかで最も静かな時間。鎮まる時間。

暦との約束通りに咲いた彼岸花が一段とあかい。




ひがんばな


こっちに引っ越してきて、最初にこの花を見たときは呆気にとられた。
何と派手な・・・。またしても「自然な」という僕の概念の壁は砂と散る。
心にヒガンバナの花を咲かせた人がいたとしても、不思議とはいえない。
僕は丁重にお辞儀して、遠巻きに眺めるより他ない。

古く、中国から渡来したと考えられているそうで、飢饉の年の救済食物でもあったそうです。




道端では

たくさんのドングリ。これはシラカシのドングリ。
なんと美しいカーブ。と洒落たベレー帽。
きっと、ベレー帽の発想はドングリに違いない。





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  1. 2010/09/24(金) 23:12:00|
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玄鳥去

 昨日8月18日は72候の玄鳥去。げんちょうさる。
ツバメが南方へ去っていく頃。とのこと。
旧暦は8月11日。
明日から彼岸で、秋分も近づいてきましたね。

今日は地区の区民運動会があって、わたくしも昼から駆けっこしに行ってきました。
田辺市立長野小学校のグラウンドが会場。長野小学校は全校生徒が何人だったかな。
26人?だったかな?いわゆる小規模校で、学校統廃合問題を抱えている。
どうするのが正解で、またはたしてその逆は間違いなのか。

将来をどんな風にイメージするかで決めればいいと思うんだけど、
教育委員会は教育論的「正解」で話を方向付けようとする。
そんなもんあるかよ。
上から言われたことに忠実に、自分でものごとの価値を判断して行動しようとしない人たち。
学校の数や合理性云々の前に、そういう態度を考えたほうがいい。
・・・と思わん?



  1. 2010/09/19(日) 23:43:00|
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鶺鴒鳴

 今日・・・もう昨日になった9月13日は72候の鶺鴒鳴。せきれいなく。
セキレイの鳴き声が聞こえてくる頃。とのこと。旧暦は8月6日。

旧の8月といえば何と言っても竹の伐り旬です。
竹という素材に非常に興味のあるわたしは、なんとしても竹で何かをつくってみたい。
まずは地区の賢老・セイヤンにならって竹ホウキからか・・・。
自分たちの寝起きしている簡素な小屋を建てたときは、土壁の塗り下地に竹で木舞を編んだ。
このことは当ブログでも何回か書いたけれど、山で材料を頂いてきて、
お金で建材を買うのではなく、手間で素材を材料にすることを学んだことは、とても大きな経験となった。
すごいな、生きるってこんなにシンプルなことかよ・・・と。
学問ではなく知恵。経験からしか学べないこと。
技術というのは先立つものではなくて、経験の後から従ってくるものなんだなあと気づいたのもこの頃だったか。出来るからやったのではなくて、やったから出来るようになるということ。
結果より過程が大事なのだという言葉の意味もすこし理解できるようになった。
伝統というものも、既に出来上がっている形態や形式のなかにあるのではなく、動く手のなかにあるのだろうと、最近思ったこと。
  1. 2010/09/14(火) 01:03:00|
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五色八重散椿








・・・の実


妻方の親戚にあたるミチエおばちゃんの庭でもらった椿の実。
おばちゃんはこの実を布に包んでつぶし、箪笥を磨いてきたという。





庭先で採らせてもらった実を、教えられるままに2・3日天日にさらすと外殻が割れて中の種があらわになってきた。頂いた50ほどの粒を大事にむいて、焼き締めの、焼け損じコンテナのなかから拾った壷に仕舞う。縄文人の気分で。歯でかじって種の殻をむいてみるとなんとも美味しそうな色・姿形をした種子が出てきた。苦いだろうな・・・と思いながらかじる。やはり苦い。ぺっぺっぺ。
とりあえず手元にあった焼き締めにこすりつけてみる。良い感じのほどほどの光沢が出る。油脂分はさらりとした感じで手に残らない。
これで・・・!なにを磨こう?楽しみだ~。
龍神のOE君の家の近くにはオニグルミの木が一本あるらしい。この辺では例外的だと思う。
クルミ油もまた言わずと知れた良質の乾性油で、木材へのオイルフィニッシュ材料としては高級、つまり高価なものです。秋になったら拾いに行きたい。でもOE君が拾うと言っていたからだめだ。
ならば私は薮椿だ。
結実するのはいつ頃だっけ?
家の前にあるのに今年は実がならなくてわからなかった。
来年こそは、きっと。
そういうところから、仕事を始めたいのだな本当は。
言うは易し・・・。
千里の道も・・・
  1. 2010/09/10(金) 00:51:00|
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白露




 

白露の夕映



今日9月8日は24節気の白露。はくろ。
秋も本格的になり、草葉に露が白く見えるようになる。
72候は草露白。そうろしろし。
草の葉に白露が宿り始める頃。とのこと。以上歳時記カレンダーより。
旧暦は8月1日。
今日、結が言っていましたが、旧暦の月初めは新月のこと。新しい“月がたつ”ので“つきたち”と呼び、それの転訛して、月の初めの日を“ついたち”と呼ぶようになったそうですね。

昨日からやっと風が涼しくなってきて、台風の影響だろうか?そのかわり湿度がたかい。仕事場の乾湿計は70パーセントを指していましたが、体感的にはもっと高いような感じ。しかしそのお陰でムロにいれた拭き漆の5寸皿は一晩でカラカラに乾いてくれる。そのかわり蚊が多い。毎日夕方になると開け放しの玄関から蛍光灯に惹かれて集まってくる。プ~ンと音がすると、お、そろそろ5時か・・・となる。第1陣の蚊の来襲(と言ってしまおう)があって、北東向きの梅畑に面した窓を閉める。第2陣は6時頃で、5匹ほど白刃取りしたところでうるさくなり南西向きの玄関のシャッターを下ろす(玄関の戸はまだない)。下ろそうとふと見やる空の夕映えにしばし肩の荷を下ろす午後6時半。西のそら一杯の表現抽象画を浴びて一服。こんな絵を描いてみたい。



  1. 2010/09/08(水) 21:06:00|
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禾乃登

 昨日9月2日は72候の禾乃登。くわすなわちみのる。
穀物が実り始める頃。とのこと。
旧暦は7月24日。

昨日、取り掛かっていたコーヒーテーブルの仕事がヤマを越え(そんなに高い山じゃありませんが)、今日は早朝から南部漁港へ。


イワシ


目当てのウルメイワシは漁期が15日までだそうで、ぎりぎり間に合った。良かった。
これは自家製アンチョビにするイワシ。アンチョビはカタクチイワシの加塩オイル漬けのことを言いますが、当地・南紀地方ではカタクチイワシの漁獲量が少ない・・・と思っていた昨年のわたしたち。なぜならスーパーの鮮魚コーナーにウルメは並べどカタクチは見たことがなかったからであります。その後わかったところによると、南紀沿岸であがるカタクチイワシは脂のノリがいまひとつで、主に加工用・・・干物・その他・・・に回されるそうです。獲れる時期にはまとまった量が揚がることは揚がるらしい。
ピザやパスタが好きなので、アンチョビを使いたいと思えど市販の缶詰は高価で面白くない。ならばつくってみようと特産(と思っていた)のウルメを買いに南部漁港へ出かけたのが昨年の初夏。
これが自他共に好評で、今年も是非つくろうと思っていたのであります。

・・・で、南部漁港につくと、何箇所かで漁師の父さん母さんが水揚げした魚を選り分けています。
「あの~、ウルメを分けてもらいたいな~と思って来たんやけど~」
「よっしゃ~!分けたるわ~!これ持ってき~!」
・・・と樽一杯。3000円也。
安いが量が多すぎる。5キロはくだらない。
軽バンの後部座席に樽をのせ、水と魚がこぼれないよう早朝の42号線を徐行運転で帰宅。
ちょっとこぼれる。
昼の2時頃までひたすら頭を落とし、腹を開いて中骨を取り、塩を振りながら容器に重ねてゆく。
一晩。







翌日、塩で身の締まったウルメを1枚ずつ取り出し、皮をむき、水気を切ってオリーブオイルで瓶詰め。夕方から始めて2時頃まで。

塩漬けのウルメを一切れ、オリーブオイルに浸して口に放り込んでみる。
うまし・・・。
感謝。
いただきます。

  1. 2010/09/03(金) 17:10:00|
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