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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

もうすぐ始動

今月の頭から本格的に開房準備を進めています。
掃除、土間張り、構造補強、壁塗り、開口部の改装、機械搬入・・を経て、今は電気配線の微調整と集塵配管の作業中。うまくいって明日、注文したダクトホースが届けば、いよいよ機械の試運転まで辿りつけそうです。
僕は、考える時間というのはとても大事なことだと思っています。
全体のなかの個なので、後々になって始末の悪いことは出来るだけしたくない。
だから柱一本を足すにも、解体のときのことまで考えています。
それというのも、仕事場に借りた建物が良いから。
先日、地区の大工さんが教えてくれたところによると、この箱は昭和27年竣工だそうです。








なので、58年前。
元、向かいの東原地区にあった農協の建物を移築・増築したそうで、古い部分の木は100年近く経っているだろうとのこと。
火打ち梁なしの、純木造・在来工法・貫構造で、横揺れにはとっても弱そう・笑。
けれど、始末の悪い新建材の類はほとんどなし。
改装もやりがいがあるってもんです。

基本的に内装表面しか触っていないし、それ以上は出来もしません。
あとは使いながらゴソゴソと手を入れながら、大事に使わせてもらいたいと思っています。


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  1. 2010/04/24(土) 02:24:00|
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春の食糧事情



どん。



ムキッ。


このところ、山菜をよく食べています。
裏山のワラビ、ゴンパチ(イタドリ)、タケノコ、クレソン、セリ、
一巡するころにまたワラビが出てきて、またゴンパチを頂いて、
雨が降ってタケノコがまた出て、またゴンパチが出て・・・。
僕は、何が好き?と聞かれたら、山菜。と答えたいくらい山菜が好きで、
本当に有り難く、美味しく、野山の恵みに打たれています。

特に、タケノコの私に与える幸せは筆舌に尽くし難く、
若竹煮、竹マン、タケノコタイカレー、テンプラ、五目あんかけ焼ソバ(長崎ちゃんぽん風)、ソース焼ソバ、など、飽きるところがありません。

龍神の野草食の先達SMやんは、ノビル・タンポポ・カラスノエンドウ・アザミ・ツクシ・キクイモ、その他、食べることで自然を哲学していて、とてもその足元に及びませんが、ぼくも一歩でも近づきたい。





今年から中辺路の、あわ屋さんのところで“あわ田んぼ”に参加しています。
まったくの田んぼ初心者である僕は、“プチ田”チームに参加。小さな一枚の田んぼを、ルーキー達が寄ってたかって営む遊び田んぼ。
先日は箱苗つくりの作業をしてきました。
あわ屋さんが詳細な田んぼ日誌をブログで綴ってくれているのでリンクを張らせてもらうことにしました。こちら。

あわ屋の田んぼ通信

何がどうなるのか全く向こうが見えていない田んぼ見習いですが、それゆえ全てが新鮮。
畦塗り、田植え、草取り、草取り、草取り、収穫?
泥まみれになるのが楽しみです。

  1. 2010/04/24(土) 01:28:00|
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荒野の7人





先週7,8日と仕事場の漆喰をぬりました。
本宮、中辺路、龍神から6名の勇士が集い、僕を入れて荒野の7人が道なき道を行く。
いや、勉強になりました。

其の一
漆喰は前日以前から練っておくべし。
ダマがなくなります。
ちなみに漆喰を練る時は、桶に先に水を張って、攪拌しながら漆喰を加えます。

其の弐
中塗り下地は前日以前に塗っておくべし。
今回は午前中に中塗りをして、午後から漆喰を塗りましたが、中塗りの土が湿りすぎていて、チリまわりがきれいに仕上げられなかった。

其の参
チリ箒はひとり一本用意するべし。
チリ廻りさえきれいにしておけば、コテ跡が残ろうが押さえが甘かろうが、漆喰らしい清潔な感じになります。中塗りしたらチリボウキ。漆喰塗るときも、押さえる前にチリボウキ。押さえたらチリボウキ。

其の四
漆喰はチョコチョコやらず、まずダァーっと塗って、引きを見ながら押さえるべし。
・・・だんだん口で説明するのが難しくなってきた。

其の五
アルカリで手がすごく荒れるので、お肌のケアをすべし。

ともかく、
たくさんの疑問を抱えたまま、二日間で約10坪の壁面の漆喰塗りが完了。
その二日目の日暮れ、土間張りをしてくれた左官職人が様子を見に来てくれて、
WDさんの漆喰塗り見てみたいな~のリクエストに、壁一枚、実際塗って見せてくれた。







ホウ~。
WDさん、なんでもっと早く来てくれなかったん?
一番最後に、やっとスタートラインに立てた気がした。



こちらは修理した壁面。
壁を抜いて柱を足したので、木舞も新しく編みました。
竹格子を光が透かして、本当に清々しい。
この状態がとても好きです。

仕事場は今週金曜に機械搬入の予定。
気持ちだけは急ピッチで、作業を進めています。




  1. 2010/04/13(火) 22:12:00|
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古土再生



仕事場漆喰壁の塗りなおしに向けて土をふるっています。
こういう時のために取っておいた古壁の土。
道具は手製。
ホームセンターで売っているメッシュを木枠に桟止めした簡単なものです。
ちなみに写真のフルイはフネに対して大きすぎ。
フネの3分の2以下の方が、軽いし、こぼれない。



ふるった土。目合6㎜のメッシュなので、小さなカタマリ、石は落ちます。

今回、漆喰を塗り直す下地は、元の漆喰壁をはがした中塗り壁。
左官仕事は奥が深くて、浅はかな素人思案は恥さらしにすぎませんが、
今回考えた施工方法は三つ。
中塗り壁に、砂漆喰⇒漆喰。
中塗り壁に、石膏系中塗り材⇒漆喰。
中塗り壁に、土⇒漆喰。

結局、古土もあることだし、なにが入っているか分からないシーラーも敬遠したいので、原始的に土⇒漆喰。
中塗り壁(下地)を湿らせて、砂+ワラスサ(細かいスサ)+ふるい土、を塗って、おっかけで漆喰を塗る。
これはそのための土ふるい。
本当は、もっと細かいメッシュでふるわなければいけないと思いますが、僕は職人じゃないのでこれで良し。そもそも良しかどうかもわからないのだ。




こっちは残った分。
目立つ小石は取り除いて、スサと土の小カタマリ、石など。

壁を抜いたところは新たにエツリ(木舞)を編んで土を塗るので、これも大事な材料です。
練った土が柔らかいときの調整用。など。

土屋さんでふるい土を買ってきたほうが早いし、時間をお金で換算するとそのほうが安上がりかもしれない。でも、時間をお金で換算すると、人生は貧しくなると思っています。
手間隙かけて、儲かりもしないのに、それでもしたいことがあるなら、それはきっと素晴しいこと。

ぼくは何故か左官仕事が好きで、こういう材料拵えの時間も好きです。
自然から与えられた素材を、手間をかけて材料にしてゆく作業。
土壁なんて、下地は竹と編み縄、塗り材は土と藁と水だけでできる。
ゴミが出ない、無駄が無い、再生可能、本当に素晴しい。
土壁バンザイです。

漆喰塗り大会は今度の水・木曜。7・8日で。
繰り返しアナウンスします。
ご興味のある方は是非、練習しにいらしてください。
昼飯つきです。
泊まれます・笑。


  1. 2010/04/05(月) 22:59:00|
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