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ものつくりの生活と仕事から。 大島寛太の日記パート2

結の仕事 灯し人の集い

 妻・大島 結(ゆう)が来週末に大阪・堺で催されるクラフトフェア“灯し人の集い”に出店します。

http://tomoshibit.exblog.jp/


会場は、仁徳天皇稜に面した大仙公園内。詳しくは上記URLの公式ブログにて紹介されています。

結は焼締めと粉青(粉引・刷毛目)の器を出品します。



当日は様々なジャンルの作り手70名が出店するほか、魅力的な飲食店の屋台もあるようです。
晴天を祈ります。お近くの方、よかったら足を運んでみてください。よろしくお願いします。

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  1. 2009/10/25(日) 07:25:00|
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窯焚き4日目

 おはようございます。窯焚き4日目の朝。窯の温度は600度くらいです。窯焚きの最初のほうは“炙り”といって、土や窯のレンガにふくまれている水分を抜くためゆっくりと時間をかけて温度を上げていきます。大体300度を目安に昇温ペースを上げて、1時間ごとにくべる薪の本数を増やしながら、本格的に土の焼成にかかっていきます。




  1. 2009/10/25(日) 07:17:00|
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焼締め窯焚き



結の仕事。 窯焚き3日目です。今回は焼締め、月曜まで5日間。現在窯の温度は300度前後です。


3セクション
2セクション
1セクション

結の窯は穴窯という中世頃の形式で、登り窯に発展する前の時代に見られた構造。
古くは土の斜面にL字型の穴を掘り、その中で焼物を焼いたもので、現在はその“土の穴”をレンガを積んで成形する。江戸時代に穴窯は登り窯に取って替わられて途絶えたが、故・荒川豊蔵さんが志野を焼くために(?)再興したのだと、ものの本で辻村史朗さんが語っていたと記憶しています。
窯焚きの終盤では窯全体の温度を上げるために、側面に設けた窓から薪を放り込んでいきます。この作業は“横くべ”と呼んでいますが、窯詰めのときには横くべするための隙間を開けて棚を組んでゆく。穴窯は登り窯と違って内部が部屋で区切られていないのですが、横くべのために棚は3区画に分けて組んである。その区画のことをセクションと呼んでいます。3が一番奥。1が手前。1セクションの正面に見えているレンガは分炎柱(ぶんえんちゅう)です。

穴窯では土が炎と灰をまともにあびて、焼物は様々な表情を見せてくれる。良くも悪くもつくり手の作意の届かないところで土は焼けてゆく。もちろん、こう焼こうという思いのもと窯を出来る限り操作はするんだけど、結果は開けてみるまでわからない。それがおもしろい・・・。

9月にセミアコ氏の展示を見に丹波へ行った時、中抜けをして丹波古陶館へ行ってきました。平安時代から現代に至る焼物さまざまが展示してあるんだけど、鎌倉・室町前期あたりの壷には目を見張るものがあった。灰の流れるほどかかった天衣無縫なすがた。・・・いいものはいつまででも見ていられる。決まりに縛られた感じがなくて、壷を見ていると時代の背景や人々の暮らしぶりが見えてくるような気がしたのでした。

古陶館にて






  1. 2009/10/24(土) 17:19:00|
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台風とダンゴムシ

 和歌山でも雨が強くなってきました。
今日は仕事が休みなので、家周りの片付け。雨に濡らしたくないものをしまい、風で飛びそうなものをロープでくくる。ここへ引越して4年目、本格的な台風は初めて。生まれ育ちの北海道では、僕がいた頃は台風は来たことがなかったか、来ても恐ろしいほどの経験をしたことはなかったので記憶にない。
トタンをかぶせた薪を積み直していると、いつもは地面に置いたレンガや石の下にいるダンゴムシ君たちが随分高いところまで避難しています。地上1メートルくらいのところまで上がってきて、寄り添い、固まっている。本能的に大雨を察知しているんですね。不思議なもんです。自然界の生き物がそういう目に見えないものを感知する能力を持っていることも、人間がそういう性能をほとんど失っていることも、不思議なようで、しかしよく考えてみると不思議でない。我々も、いま受信している情報を全て失って、自然界の現象に五感を傾け、経験からそれを読み解くしかない状況に放り出されれば、時間をかけて見えないものを見る・察知する能力を取り戻していくのでしょう。
今日はもう雨戸を閉めて、台風の到来に備えています。

  1. 2009/10/07(水) 12:58:00|
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PCデスク

 

PCデスク
素材/楢・鉄
サイズ/W880×D500×H1355(㎜
価格/¥228,000
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とはいえ、生活に欠かせない存在となったパソコン。使うのなら楽しく使いたい。横に並べると場所をとってしまうプリンターを上に持ってきて、部屋のスペースを有効に使えるようにしています。
引き出しの濃い色の四角い部分を押して、中のキーボードトレーを引き出します。キーボードトレーを使うことで、モニターから顔が離れるので、視力の低下を和らげることができるかと思っています。



押す・・・

開く・・・

引っ張りだす。

以上3点。
和歌山県龍神村
ジーワークス店内にて展示販売しています。









  1. 2009/10/05(月) 21:57:00|
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デスク



デスク
素材/楢・鉄
サイズ/W880×D500×H1550(㎜
価格/¥216,000
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現代、メールを使うことが殆どになって、キーボードに向かう時間が増えた分、ペンを持って紙に向かう時間は減った。それでも、手書きの手紙をもらうのは、僕にとっては嬉しいことで、メールや印刷物にはない温かさがある。
デスクには、伝統のかたちである筆返しの要素を取り入れ、手紙を書いたり、日記を書いたり、アイディアを練ったり。フリーハンドな知的作業をしてほしい、という思いをこめました。引き出しは、B4からA3までの紙を収納できるよう、寸法を割り付けています。




取っ手は真鍮を炙って叩いて成形し、引き出しの中には取り外し式の仕切り板が入っています。ものが落ちないようにつけた天板のフィンは、掃除をしやすいようにコーナーで縁を切っています。



脚元。鉄部を削ってホゾをつくり、オバンコールというアフリカ産の堅い木に差し込んでいます。
鉄は一般的に言って木材より強度が高く、曲げ加工ができる(木も曲げられますが・・・)、点で溶接できるなど木にはない長所を持っています。しかしながら長短はものの裏表。重い、冷たい、ぶつかると痛いなど短所を併せ持っている。特に家具の場合、日常の家の中にあって、素手や裸足で触れるものなので“端っこ”の処理に気を使います。

今回、鉄を使った理由は複数ありますが、大きな理由は木の魅力を引き立たせるように。鉄だとフレームを細くできる。メリハリを利かせて、木部ボリュームを持たせ、鉄でスッと支える。圧迫感のない軽い感じのデザインを心がけました。







  1. 2009/10/05(月) 21:16:00|
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